2006.10 Ex Libris [Italy]
マーブル紙や木版紙やそれらを使った紙製品で有名なIL PAPIRO
フィレンツェの中に3店舗くらいあるので行ったことのあるかたは
どこかで目にしているかと。
そのIL PAPIROオリジナルのEx Librisです。
モチーフの可愛さはもちろんプリントやその色づかいもとても繊細で
お気に入りの蔵書票です。
そしてこんなかわいいパッケージに入ってます。
IL PAPIRO
2006.10 Stamping press [Italy]
イタリア フィレンツェのIL PAPIROにて
フィレンツェ滞在一日目は前日までのロンドンで悪化した風邪のため
アクティブに動き回る家族とは別行動で過ごしました。
ただ、どうしても行きたかったIL PAPIROにだけは行こうと
Informationで場所を聞き、川沿いのIL PAPIROへ
お店の方は一見アジア人。
でもとりあえず英語でやりとりをしていくうちに、あれっ、もしかしてと思い
日本の方ですかと聞いてみると、大阪出身の留学生さんでした。
そこからはマーブル紙の話、木版紙の話、ステーショナリーやスタンプの話など
聞きたいこと全て、質問攻めに。
言葉に不自由しないってことは嬉しいことです。
もちろんいろいろなものをお買い物したのですが、
ちょっと重くても諦めないでよかったのがこれ。
きれいなエンボスが浮き上がります。
2006.10 Mable Note Books [Italy]
フィレンツェにて
フィレンツェの街並みを散策中
ちょっと小道に入ると、お店の中で黙々とお仕事をしているおじさんを発見。
製本の作業をしていたおじさんは、「中で見ていいよ」といってくれました。
お店の中にはたくさんの紙と、本を製本するための材料、機材。
おじさんはちょうど、丸背のマーブル柄のノートを制作中でした。
片面だけにきれいに糊がのる機械に紙を通し、
一枚一枚丁寧に貼り付け仕上げていく。
美しい職人の仕事を目にしてちょっと感動してしまいました。
フィレンツェで製本を習ってみたいって話をしたら、フランスがいいよ。
パリにいい学校があるから、そこを調べてごらんって。
眼鏡越しの優しい目がにっこり笑って、語りかけてくれました。
素敵な職人さんとその技に出会えたことに感謝!
フィレンツェの旅